「中村勘三郎」の和陶器 　今なお、日本を象徴する伝統芸能として受け継がれる歌舞伎のイメージと人々を魅了してやまない十八代目「中村勘三郎」の華麗なイメージを、和陶器の世界で表現致しました。 江戸前の粋でいなせなイメージを表現したものから姫役などに見られるきらびやかで艶やかな女形の衣裳をデザインモチーフとして取り上げたもの等、日本の奥行きのある洗練された華やかさを器に表現致しました。 　また、日本の伝統文様の中でも代表的な草花紋、幾何学紋...等を和の伝統色により優しさや上品さをも醸し出しました。 　伝統的な洗練された美しさの中にも新しさを感じさせる格調の高い和陶器です。 ◎中村勘三郎 　　五代目中村勘九郎改め 　　十八代目　中村勘三郎 昭和三十年五月三十日生 平成二十四年十二月五日死去 　昭和三十四年、歌舞伎座「昔噺桃太郎」で五代目中村勘九郎を名乗り初舞台。ミュージカルや映画出演など、歌舞伎以外の分野でも名子役として活躍。以後、アメリカ公演や浅草歌舞伎など精力的に活動し、平成十二年十一月には、浅草隅田公園内に仮説劇場『平成中村座』を立ち上げ、十六年七月には「平成中村座ニューヨーク公演」を実現。また串田和美.野田秀樹.渡辺えり子といった脚本家.演出家と作り上げる新しい試みなど、伝統の世界にいながらも新しい価値観を積極的に取り入れ、古来の歌舞伎のイメージだけではない数々の新境地を切り開く。そして平成十七年、十八代目中村勘三郎を襲名する。 　平成元年　芸術祭賞 　平成元年　都民文化栄誉賞 　平成元年　第十回松尾芸能賞 　　　　　　優秀賞 　平成二年　真山青果大賞 　平成三年　第七回浅草芸能大 　　　　　　賞奨励賞 　平成七年　第二回読売演劇大 　　　　　　賞最優秀男優賞 　平成十一年　日本芸術院賞 　平成十二年　浅草芸能大賞 　平成十三年　第三十九回ゴ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　ールデンアロー賞 　　　　　　　演劇部門 　平成十四年　第一回朝日 　　　　　　　　　舞台賞 　平成十六年　五十二回 　　　　　　　　菊池寛賞 ★和陶器の大きさ 　陶器の直径約23㎝ 　　　　高さ約6㎝ 　霧箱は縦横約25㎝の正方形 　　　　高さ約6.7㎝ ★注意 　写真の八角形の「中村勘三郎」はシールです。 #十八代中村勘三郎